プッチモニの「ちょこっとLOVE」はすっかりその存在を受け入れられて、結構売れたようですが。
　あの歌ってさぁ、往年の"アイドルポップス"の焼きなおしだよねェ。'80年代末期のさ。実はみんな好きなんじゃん。あーゆー歌も。
　でも、今のモー娘とか支持する連中は、絶対、かつてのアイドルポップスなんかくだらねぇ、って言うに決まってるんだよな。
　言わせてもらうけど、最盛期のアイドルポップスのほうが、メロディラインも歌詞も遥かに卓越したセンスを誇ってた。「ちょこっとLOVE」は、その縮小再生産に過ぎんわ。
　現在、往年のアイドルポップスの流れを正しく受け継いでいるのはアニメソングとか声優ソングぐらいであるが。「ちょこっとLOVE」とか支持してる層にとってアニメソングとか声優ソングはアイドルポップス以上に蔑みの対象なんだろな。ホントはそういうのも好きなクセに。

　蛇足だけど、モ娘 のここんとこの2曲って、アニメソングの中でも「イロモノ」「企画モノ」に分類されるような、印象には残るけど音楽性はあきらかに幼稚なタイプの曲でしょ？ そういう歌、俺は好きだけど。好きなものと優れたものの区別はちゃんとつけたいよね。