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今回のドルパの規模は、アマチュアディーラーの机が約２００個、企業ブースは主催者のボークス含め10社。最近の同人誌即売会に比べればぜんぜん小さい規模だ。
ドルパ全体の商品傾向は、リカちゃん・ジェニー系の自作服が３割くらい(フリルのドレスとかワンピとか、もっと普通っぽい普段着とか)。煩悩ソソる系が３割くらい(各種制服とか、ボンデージ系ドレスとか、下着とか、アニメ・ゲームのコスチュームとか)。リカちゃん服よりグレード高そうなのが１割くらい(フランス人形みたいなボリュームたっぷりのドレスとか、本格的な着物とか、本場アメリカで「何とか記念バービー」が着てるようなイブニングドレスとか)。
あと残り３割は、首飾りや髪飾り等のアクセサリとか、人形用の椅子とか、市販物の顔を描き変えたカスタムドールとか、市販のドールとは構造の異なるオリジナルドールとか、普通のフィギュアのガレージキットとか色々と。市販の人形をそのまま中古販売してるとこも結構あったな。
展示のみの人形・服もけっこう目についた。「即売会」ではあるけど、愛好者による「展示会」って色合いも強いんだと思う。
俺みたいな「ヲタク」方面から来た奴だけじゃなくて、「お洋服縫うのが大好き」って方面から来た人達がたくさん居るのが、コミケやワンフェスとの一番の違いかも？ 本業が「人間の服作り」って人も多いみたい。
なお、陳列されている人形の割合は、リカちゃんシリーズ・ジェニーシリーズ・ボークスのＥＢモデル・タカラのＳＡボディ、の４系統が同じくらい(ジェニーが多めでタカラが少な目かな?)。この４系統の合計で全体の９割以上を占めている。
この４種はいわゆる６／１スケールってやつで、服に互換性があり、作る方も買う方も便利なので自然にシェアが大きくなっていくわけだ。 |
今回が初の「カスタマイズドールコンテスト」はかなりの応募数があった模様。用意されていた展示用のひな壇からあふれ出してた。プロが写真撮影してくれて、イベント後に発行される本にすべて掲載されるってんだけど、やたら数ばかり載っててもなぁ。自分でデジカメで撮った写真のヘボさを思い知ると、写真撮影してもらえるのはうらやましいけど。