カレカノが、こんな風ななし崩しのまんま春の改変で最終回を迎えても、私はこの作品に対して何の恨み言も無い。
　この作品の後に何かをやろうとする人々に対して何か悪い影響を与えやしないかとそれはとても心配だったりするけれど、アニメカレカノに対していまさらなんやかや言う気はない。

　「彼氏彼女の事情」は、私の心をちゃんと動かしていたから。
　ちゃんと、正しかった思うから。
　それは、とってもいいことだと思うから。

　他の全てに目をつぶっても構わないと思えるほどの作品にめぐり合うことはかなり稀なことだ。(このホームページの「想作文」をチェックしている人はお分かりと思うが、私は細かいことにとことん突っ込むタチの人間だ)

　何より、私にとっては最初の一ヶ月で、あの「彼氏彼女の関係になりました」の回ですでに最終回は終わっていたから。それが心を打っていたから、あとはなんでも良かったのかもしれない。

　カレカノが、もしくはアニメカレカノが特別にスルドイ作品だったんだろうか?　今の少女マンガが全般に質が高いのだろうか?　どう思います?

　アニメ誌なんか見ないので正確なとこは知らないんだけど、手元のテレビ番組表誌によると次回で最終回らしいので、ラストコメントを先取りしてみました。
　でも『かれかの週報』最終回は何書こう?　ま、いいか。そのとき考えるわ。

　今週のお話について触れてないのはワザとだよ。
　楽しかったけどさ。何か言うこともないし。